豊中市東泉丘K様邸棟積み替え工事 淡路産棟瓦 シルガード<馬場商店>
2023.11.24 (Fri)
豊中市東泉丘K様邸 施工データ
工事内容 | 屋根棟積み替え工事 |
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施工日数 | 4日 |
工事金額 | 40万円(足場代込み) |
メーカー・商品 | 56版熨斗瓦及び5寸丸瓦使用<淡路産陶器瓦> シルガード<馬場商店> |
お客様のご要望
通りがかりの営業マンに家の屋根が壊れていると教えてもらい、早くしないと家がダメになるのですぐに工事しましょうと言われたけど、少し不安になりホームトップさんへ問い合わせしましたとのこと。
担当者より
お客様から問い合わせがあり、ご自宅にお伺いした所。1階が車庫になっており、実質3階建のご自宅でした。下から見た限りでは屋根を見ることは出来ず、ドローンにて調査をしようかと思いましたが、梯子がかかるところがあったため、屋根に上り、しっかりと調査させていただきました。確認した所、棟瓦が風の影響と思われる傷み方をしていたことが確認することが出来ました。お客様にそのことをお伝えすると共に風災被害なので、保険適応する可能性もお伝えした所、保険内で直すことが出来るようになりました。
工事写真レポート
風災による棟瓦の飛散
棟の瓦が風により飛ばされて棟の土も流されていました。棟の破損
横からの強風により棟瓦が弓なりに曲がっていました。地瓦の凍て割れ
棟の下の地瓦が凍て割れにより破損していました。これは風の影響などではなく、経年劣化によるものです。陶器瓦は吸水性があるので、水を含んだまま凍ることを繰り返すとこのように割れてしまいます。棟の傷み
同様に反対側の棟瓦も傷んでいました。同じ方向に弓なりに傷んでいることを考えても風の影響なのは明らかでした。棟瓦の解体
悪い棟瓦を一度ばらして綺麗に掃除していきます。棟瓦の解体
瓦をのけて葺き土を撤去していきます。棟の解体
綺麗に棟瓦を解体して清掃していきます。棟の積み直し
棟瓦を解体したら、新た漆喰で土台を作り、熨斗瓦乗せて行きます。棟の積み直し
最初の棟を積んだ後、すぐには次の瓦を乗せれないので、別の場所の段取りをしていきます。棟の積み直し
棟瓦(熨斗瓦)を次々乗せて行きます。棟の積み直し
棟瓦が積み終われば瓦と瓦の設置面へ漆喰を塗っていきます。漆喰塗り
鬼回りにしっかりと漆喰を巻き込むことが出来ました。漆喰塗り
軒先の鬼瓦にもしっかりと漆喰を巻き込んでいきます。谷板が錆びている
鉄の谷板のため少し錆が出来着ていました。ただ、穴などはあいていなく、雨漏り等を起こっていませんでした。谷板塗装
谷板を変えることも提案しましたが、痛みも見た目ほどひどくなかったため、今回は塗装(2回塗り)にて対応致しました。軒先瓦の割れ
1枚軒の瓦が割れていました。新しい軒先瓦へ変更
軒先瓦を新しく変更し、ビスにて止めておきました。