ベランダの笠木からの雨漏りが多発？劣化のサインと対処法
2025.04.17 (Thu) 更新
こんにちは！豊中市で屋根修理、外壁塗装、防水工事をしているホームトップです。
1. はじめに：ベランダの“笠木”とは？
「最近、ベランダ付近の天井から雨漏りしてきた…」そんな経験はありませんか？
実はその原因、**笠木（かさぎ）**にあるかもしれません。
笠木とは、ベランダやバルコニーの手すり部分の最上部を覆う“フタ”のような部材です。見た目のアクセントや安全面のためだけでなく、雨水の侵入を防ぐ大切な役割を担っています。
一見目立たないこの部分ですが、劣化が進むと建物内部への雨漏りにつながる重大なリスクをはらんでいるのです。
2. 雨漏りの原因になりやすい「笠木」の構造とは
笠木は通常、アルミや板金、モルタルなどの素材で作られ、下地には木材や鉄骨が使われていることもあります。
笠木まわりで雨漏りが起こりやすい理由は以下のような構造的なポイントがあります：
-
継ぎ目（ジョイント）部分のコーキングの劣化
-
ビスまわりの防水処理不良や、長年の劣化
-
内部の防水シートの破れや浮き
-
施工ミスによる隙間や勾配不良
特に、外壁塗装や屋根修理の際に見落とされがちな箇所でもあるため、定期的なチェックが不可欠です。
3. こんなサインが出たら要注意！笠木劣化の兆候
笠木からの雨漏りが疑われるサインは次のようなものです：
-
ベランダ下の天井にシミや膨れがある
-
雨の日に室内にポタポタと音がする
-
外壁の笠木周辺にサビや汚れが集中している
-
笠木を手で押すとグラつく、もしくは隙間が見える
これらを放置してしまうと、内部の木材の腐食や白アリの被害など、建物全体の寿命を縮める要因にもなりかねません。
4. 笠木からの雨漏りを防ぐ！対処法と補修の流れ
■ 一時的な応急処置（DIYの場合）
-
防水テープで隙間を塞ぐ
-
コーキング剤で補修する
※ただし、これはあくまで応急的なもので、根本解決にはなりません。
■ 専門業者による本格補修
-
現地調査・原因特定（赤外線カメラや散水調査を行う場合も）
-
笠木の取り外しと内部の点検
-
必要に応じて下地材や防水シートの交換
-
新しい笠木の取り付け、コーキング処理
-
仕上がり確認・防水テスト
5. 雨漏り修理にかかる費用と期間は？
費用の目安（笠木まわりのみの補修）：
-
部分補修：約3〜8万円
-
全面交換：約10〜20万円
工期は1日〜2日が一般的ですが、劣化が進んでいる場合は3日以上かかるケースもあります。
また、火災保険が適用できる可能性もありますので、被害状況に応じて保険会社への相談も検討してみましょう。
6. まとめ：小さな劣化が大きなトラブルに繋がる前に
ベランダの笠木は見逃されがちな部位ですが、雨水の侵入を防ぐ重要なパーツです。
ちょっとしたコーキングの割れやビスの緩みが、数年後に深刻な雨漏り被害として現れることも少なくありません。
定期的な点検と、早めの対処で大切なお住まいを守りましょう。
ホームトップでは、屋根や雨樋の点検・修理を行っております。ぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせ、お見積りのご依頼はこちらから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ご相談・お問い合わせ
青い看板が目印ですお気軽にご来店ください！
