豊中市緑丘K様邸屋根棟積み替え工事<馬場商会>シルガード使用
2024.01.30 (Tue)
豊中市K様邸屋根棟積み替え工事 施工データ
工事内容 | 棟積み替え工事 |
---|---|
施工日数 | 5日間 |
工事金額 | 70万円 |
メーカー・商品 | 淡路産燻(いぶし)瓦 馬場商会<シルガード> 銅線(18番線) 塩ビパイプ13㎜ |
お客様のご要望
隣家から屋根の瓦が飛んでいるとのことで調査依頼を頂きました。本物件はお世話になっている工務店様のご自宅で、新築当時、約30年まえほどに屋根工事をさせていただいた物件でした。傷んでいる箇所だけではなく、年数も経っているので、この際一気に直してしまいたいとのことでした。
担当者より
お話を伺い、屋根に上り破損状況を確認したところ、風により飛ばされたという箇所はなく、経年劣化から熨斗瓦が少しずれ落ちていたようでした。全体的に見て、新築から30年ほど経っているため、棟瓦が少し傷み始めていました。そのkごろお伝えしたら、この際だから一気に直してほしいとのご要望でしたので、棟瓦を中心に修繕工事をさせていただきました。
工事写真レポート
棟瓦
現状の状態です。普通に見ただけでは傷んでいるようには見えません。壁の熨斗の落下
壁際の熨斗瓦が落下しています。壁熨斗の落下
壁際の熨斗瓦が数枚落下しています。2階棟瓦
棟瓦を解体(めくって)していきます。棟瓦の土の撤去
古い土もすべて撤去していきます。棟積み
以前は葺き土で施工してありましたが、現在はすべて漆喰で棟瓦を積み上げて行きます。熨斗瓦積み
漆喰が起き終われば、熨斗瓦を置いていきます。この時が一番難しいです。熨斗瓦積み
台が積めたら、2段目の熨斗瓦積みをしていきます。熨斗積み
熨斗瓦が積み終われば、冠瓦を乗せて行きます。冠伏せ
綺麗に冠瓦を乗せれました。隅棟メクリ
既存の隅棟をめくっていきます。
すると少し濡れた跡が確認することが出来ました。土撤去
既存の土を綺麗に除去していきます。瓦の破損
棟瓦を取り除いていくと瓦の割れが発見することが出来ました。シート養生
メクレ終わったら一気には出来ないので急な雨などの対策としてシートを乗せて行きます。これで急な雨でも大丈夫になります。隅棟積み
大屋根と同様に土の代わりに漆喰を乗せて行きます。隅棟積み
漆喰を置いたら順に熨斗瓦を置いていきます。熨斗積み
2段目3段目と熨斗瓦を積んでいきます。心棒
銅線を釣るために心棒である塩ビパイプを入れて行きます。こうすることにより地震などの揺れに対しても強くなります。棟冠乗せ
大屋根と同様に冠を乗せて行きます。冠瓦伏せ
冠を乗せて完了となります。壁際補修
落ちていた熨斗瓦もしっかりと補修しています。漆喰塗り
棟の終わり部分にもしっかりと漆喰を塗っていきます。