T様邸屋根修復工事 淡路産56版イブシ瓦<朝日窯業㈱> 株式会社馬場商店<シルガード>
2023.05.29 (Mon)
豊中市 T様邸 施工データ
工事内容 | 屋根修復工事 |
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施工日数 | 3日間 |
工事金額 | 25万円 |
メーカー・商品 | 朝日窯業㈱ 淡路産イブシ瓦(56版)熨斗瓦・冠瓦使用 |
メーカー・商品 | ㈱馬場商店 シルガード |
お客様のご要望
天井にあったシミから、雨漏りがするということで相談をいただきました。
点検に伺うと、上から巴が落下したことにより棟瓦、地瓦が破損、そこから雨水が入っている状態でした。また、強風で袖瓦が持ち上がりズレが生じていました。
担当者より
破損棟の積み替え、破損地瓦の差し替え、袖瓦の浮きズレ修復をいたしました。また落下していた巴も付けなおし、元通りきれいな屋根になりました。
火災保険で対応できたので、費用面でも安心していただけたと思います。
工事写真レポート
瓦の落下
強風により巴瓦が落下した状態です。瓦の落下
巴瓦が落下して、下地の土が見えている。巴瓦の落下
お庭に落ちて、少しカケはしているが運良く割れていませんでした。巴瓦の落下による冠瓦の破損
上から巴瓦が落下してきて、下屋の棟の冠瓦を割った板。瓦の破損
重い巴瓦の落下の影響で各所に割れが見られます。冠瓦の状況
割れた冠瓦を取り外し、土の状況を見た所、土がしっっていることが確認することが出来ました。応急処置
これ以上雨漏りがしないように応急的にシートをして工事までお待ちいただきました。強風による瓦の浮き
袖瓦に瓦の浮きが見られ、強風によるものと思われる破損を確認致しました。強風による瓦の浮き
別の角度から見た袖瓦の状況です。棟の撤去
棟全体に劣化が始まっておりこの際に積み直しをご提案いたしました。棟の撤去
棟をばらしていくと、至るとことに雨が漏り始めていたようで土が湿っている箇所が多数見つかった。棟の撤去
古い瓦と土をすべて綺麗に撤去致しました。棟の積み直し
棟熨斗7段積みの段数なので最初の1段目に熨斗瓦を1枚づつ取り付け、雨の侵入を塞いでいます。鬼瓦取り付け
棟瓦を積んでいく際に、鬼瓦をしっかりと銅線で括り付け、倒れないようにしています。熨斗瓦の取り付け
棟の熨斗瓦を段々積み上げ、高くしていきます。この時、一気に積み上げるとつぶれてしまうため、ある程度積み終わったら次の日までずらします。熨斗瓦の取り付け
しっかりと漆喰を補充しながら熨斗瓦を積み上げていきます。冠伏せ
最後に冠瓦を伏せて棟瓦の完了となります。そして鬼瓦と冠瓦との隙間を漆喰で巻いていきます。冠伏せ
しっかりと銅線で縛り付け、通りを確認して綺麗に通っています。落下した個所
落下して落ちていた巴瓦もしっかりと銅線で縛りなおして復旧致しました。瓦の差し替え
割れていた瓦の差し替えを致しました。完了写真
綺麗に積み直しが完了し、鬼瓦部分にも漆喰をまき直し、棟の積み替えは終了致しました。