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石油が止まったら瓦は作れなくなるの?

2026.04.15 (Wed) 更新

こんにちは!豊中市で屋根工事、外壁塗装、防水工事をしている    お家の町医者ホームトップです。

日本瓦はどうやって焼かれている?

日本の家づくりに欠かせない「瓦」。 その美しさや耐久性はよく知られていますが、瓦がどのように焼かれているのか、そしてエネルギー問題が起きたときに瓦は作り続けられるのかまで知っている方は多くありません。

今回は、瓦の焼成に使われる燃料と、もし石油が止まった場合どうなるのかを、屋根の専門家として分かりやすく解説します。

🔥 日本瓦を焼くときの燃料は「ガス」が主流

現代の瓦づくりでは、昔のように薪を燃やして焼くわけではありません。 現在の瓦工場では、LPG(プロパン・ブタン)ガスを使って高温の窯を安定的に加熱しています。

● 代表的な瓦産地の例

  • 淡路瓦(いぶし瓦) → ブタンガスを使用。冬場はブタン+プロパンの混合。

  • 石州瓦(釉薬瓦) → 1200℃以上の高温で焼成。燃料名は明記されていないものの、現代のトンネル窯は一般的にLPGまたは都市ガスを使用。

瓦は1000〜1200℃の高温で長時間焼く必要があるため、温度管理がしやすく安定供給できるガス燃料が最適なのです。

🛢 石油が止まったら瓦は作れないのか?

結論から言うと、 「完全に作れなくなるわけではないが、現状の生産体制には大きな影響が出る」 というのが現実的な答えです。

理由1:LPGは石油精製の副産物

石油が止まると、プロパン・ブタンの供給も大きく影響を受けます。 → 瓦工場の燃料が不足し、生産量が落ちる可能性が高い。

理由2:代替燃料は“技術的には”可能

瓦は焼き物なので、1000℃以上の熱源が確保できれば焼けます。

代替燃料 実現性 課題
電気窯 可能 大量生産には電力コストが高い
木材・木炭 可能(昔はこれ) 温度ムラが出やすく品質が安定しない
水素燃料 技術的には可能 コスト・供給網が未整備
バイオガス 可能 安定供給が難しい

つまり、瓦自体は作れるが、今の品質・生産量を維持するのは難しくなるということです。

🏠 屋根工事店として知っておくべきポイント

祐次さんのようにお客様へ正しい情報を伝える立場として、以下の点を押さえておくと信頼性がさらに高まります。

1. 瓦は「エネルギー価格の影響を受けやすい」

燃料がガスなので、世界情勢によって価格が変動しやすい。

 2. 代替屋根材の知識を持つ

瓦の供給が不安定な時期には、

  • ガルバリウム鋼板

  • スレート

  • 横葺き・立平 などの選択肢を提案できると強い。

3. 瓦の価値を正しく伝える

  • 50〜100年の耐久性

  • 優れた断熱性

  • 景観価値

  • メンテナンス頻度の少なさ

→ 価格変動があっても「価値」で選ばれる屋根材であることを伝えられる。

✨ まとめ

  • 現代の瓦は プロパン・ブタンなどのガス燃料で焼かれている。

  • 石油が止まるとガス供給も影響 → 生産量低下・価格上昇の可能性

  • 代替燃料で焼くことは可能だが、現代の品質・大量生産を維持するのは難しい

  • 屋根工事店としては、瓦の価値を伝えつつ、他の屋根材も提案できる体制が重要。

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