屋根の”浮き”が雨漏りの前兆?意外と知らないチェックポイント
2025.03.27 (Thu) 更新
こんにちは!豊中市で屋根修理、外壁塗装、防水工事をしているホームトップです。
「最近、天井にシミが…」「なんだか部屋がジメジメする…」そんな症状があるなら、屋根の”浮き”が原因かもしれません。屋根の浮きは放置すると雨漏りの大きな原因となり、建物の寿命を縮める恐れがあります。この記事では、屋根の浮きのチェックポイントや対策について詳しく解説させていただきますので最後まで見ていってね!
1. 屋根の”浮き”とは?
屋根の”浮き”とは、屋根材やその下の防水シートが正常な位置からズレたり、膨らんだりしている状態を指します。具体的には以下のような症状が見られます。
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瓦やスレートが部分的に持ち上がっている
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棟板金が浮いている
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屋根の隙間から釘やビスが飛び出している
このような状態を放置すると、強風で屋根材が飛ばされたり、隙間から雨水が侵入して雨漏りが発生します。特に台風や暴風雨が多い地域では早めの点検が重要です。
2. 屋根の浮きが引き起こすリスク
屋根の浮きは、さまざまなリスクを引き起こします。代表的なリスクは以下の3つです。
(1) 雨漏りの発生 浮いた屋根材の隙間から雨水が入り込み、天井や壁のシミ、カビの発生につながります。放置すると断熱材が濡れてしまい、家の快適性が著しく低下します。
(2) 建物の腐食 雨漏りが進行すると、木材や金属部分が腐食し、家の強度が低下します。最悪の場合、床の抜け落ちや天井の崩落といった深刻な被害に発展することもあります。
(3) 修理費用の増大 初期の浮きであれば部分修理で対応できますが、放置すると屋根全体の張り替えが必要になることも。結果的に高額な修理費が発生するリスクがあります。
3. 屋根の浮きを見つけるチェックポイント
屋根の浮きは、以下のポイントに注目することで見つけやすくなります。
(1) 屋根材のズレや浮き
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屋根の端や角の部分が浮いていないか
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一部の瓦がズレて隙間ができていないか
(2) 釘やビスの浮き
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屋根の表面から釘やビスの頭が見えていないか
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特に棟板金の周辺に浮きがないか
(3) コケやカビの発生
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屋根の一部にコケやカビが生えていないか
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コケがある部分は湿気がこもりやすく、屋根の浮きが起きやすい
4. 屋根の浮きが起こる原因
屋根の浮きは以下の要因によって引き起こされることが多いです。
(1) 経年劣化 築10年以上の建物では、屋根材が劣化し、浮きが発生しやすくなります。特にスレート屋根やコロニアル屋根では反りやズレが生じやすいです。
(2) 自然災害 台風や強風、積雪などの影響で、屋根材が押し上げられたり、ズレることがあります。特に棟板金は風の影響を受けやすく、浮きやすい部位です。
(3) 施工不良 屋根工事の際の釘の打ち込み不足や接着不良が原因で、数年後に浮きが発生するケースもあります。
5. 自分でできる屋根チェック方法
自分で屋根の浮きを確認する際は、安全に配慮しながら以下の方法を試してみてください。
(1) 地上からの目視チェック 双眼鏡などを使い、屋根全体を確認します。特に、瓦のズレや棟板金の浮きがないかをチェックしましょう。
(2) ベランダや2階の窓からの確認 近くの屋根の一部が見える場合は、瓦やスレートのズレ、コケの有無を確認できます。
(3) 屋根の点検サービスを利用する 専門業者による点検なら、目に見えない部分の浮きや劣化も発見できます。費用は5,000円〜10,000円程度が相場です。
6. 屋根の浮きを見つけたら早めの対処が重要
屋根の浮きを発見したら、次のような対応をおすすめします。
(1) 軽度の浮きの場合
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釘の打ち直しやコーキング材での補修が可能
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費用は1〜3万円程度が目安
(2) 浮きが広範囲の場合
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屋根材の部分交換や棟板金の交換が必要になる場合も
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費用は5万円〜15万円程度が相場
(3) 火災保険の活用 台風や強風による屋根の浮きは、火災保険で修理費用が補償されることがあります。保険会社への相談も検討しましょう。
7. まとめ
屋根の浮きは、早めの発見と対策が重要です。地上からの目視チェックや、専門業者の点検を活用して、日頃から屋根の状態を確認しましょう。少しの異変でも放置せず、早めに対処することで、雨漏りや修理費用の増大を防ぐことができます。
ホームトップでは、屋根や雨樋の点検・修理を行っております。雨樋の詰まりや破損が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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