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雨樋ってどんな効果で必要なの?

2023.08.03 (Thu) 更新

雨樋の効果

雨樋は、屋根に降った雨水を集めて適切な箇所に排水してくれる大事な役割をしています。

また雨樋を付けていないと隣家に屋根から落ちた雨水が地面に落ちた際に跳ねた水が隣家に掛かりトラブルの元となる場合もありますし、2階の屋根から1階の屋根へ雨水が直接落ちた場合も雨漏りの原因になる場合もあります!

また近隣に高い木が生い茂っている場合は枯れ葉などが雨樋に積もり排水機能を果たさず、樋から雨水があふれ出したりもします。屋根だけではなく、雨樋も定期的な点検や掃除等も必要な部材になります。

雨樋の種類

雨樋には、いくつかの形状と素材があり、雨量や積雪量などの地域の特徴に合わせて、適切な雨樋を使用します。

雨樋の形状には、丸型、角型、リバーシブル型、特殊型があります。

丸型は最もポピュラーなタイプで、単純な形状で流通量も多いため安価で入手できます。

角型は丸型よりも流水量が多い一方、価格も高くなりやすい傾向にあります。

リバーシブル型は片方は丸型、もう一方は角形になっている雨樋で、丸型と角型の中間くらいの流水量を確保できます。特殊型は集水器の中に雪が詰まったり雪かきの際に雨樋が傷付いたりすることを防ぐために覆いがついているタイプの雨樋です。

雨樋に使われる素材には、塩化ビニール樹脂、その他の合成樹脂、ガルバリウム鋼板、銅、ステンレス・アルミニウムがあります。

塩化ビニール樹脂は安価で取り扱いも手軽ですが、風雨や日光で劣化・破損しやすいデメリットもあります。

ガルバリウム鋼板はさびにくく耐久性がありますが、合成樹脂素材よりは高価です。銅は意匠性が高くお寺や神社などの雨樋によく使われますが、価格がかなり高いため一般住宅にはほとんど使用されていません。

ステンレスとアルミニウムはどちらもさびにくく耐久性の高い金属材ですが、高価で一般住宅用の流通が極端に少ないため通常使われることはありません。

以上が雨樋の種類と効果についての説明です。

皆さんもぜひ自分の家の雨樋をチェックしてみてくださいね!

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