屋根の“漆喰”がボロボロ…これって危険?放置リスクと補修のタイミング
2025.03.28 (Fri) 更新
こんにちは!豊中市で屋根修理、外壁塗装、防水工事をしているホームトップです。
屋根の「漆喰」がボロボロになっているのを見つけたことはありませんか?普段あまり意識しない部分ですが、漆喰が劣化すると屋根全体のトラブルにつながることがあります。この記事では、漆喰の役割、劣化のリスク、補修のタイミングについて詳しく解説していきます。
1. 屋根の漆喰とは?
漆喰(しっくい)は、屋根の「棟瓦(むねがわら)」や「冠瓦(かんむりがわら)」の隙間を埋めるための材料です。主に次の役割を担っています。
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瓦の固定
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雨水の侵入防止
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屋根の美観を維持
漆喰は石灰を主成分としており、防水性や防火性に優れています。しかし、長年の風雨や紫外線にさらされることで、次第に劣化してしまいます。
2. 漆喰がボロボロの状態を放置するリスク
漆喰の劣化を放置すると、次のようなリスクがあります。
2-1. 雨漏りの原因になる
漆喰が剥がれると、瓦の隙間から雨水が入り込みやすくなります。これにより、屋根の下地や建物内部が腐食し、雨漏りが発生する可能性があります。
2-2. 瓦のズレや落下
漆喰が剥がれると瓦が不安定になり、強風や地震などの揺れでズレたり落下したりする危険があります。落下した瓦が人や車に当たると、重大な事故につながる恐れがあります。
2-3. 害虫や小動物の侵入
隙間ができると、鳥や害虫が巣を作る原因になります。これがさらなる屋根の劣化や衛生問題につながることもあります。
3. 漆喰の劣化サイン
次のような症状が見られたら、漆喰が劣化しているサインです。
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漆喰の表面にひび割れがある
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漆喰がポロポロと崩れ落ちている
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屋根の下や庭に白い粉が落ちている
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雨漏りの兆候(天井にシミ、壁紙の剥がれなど)が見られる
早期にこれらのサインに気付けば、被害が拡大する前に対処できます。
4. 漆喰補修のタイミングと方法
4-1. 漆喰の耐用年数
漆喰の寿命は約20年程度とされていますが、気候や環境によって劣化の速度は異なります。10年に一度は専門業者に点検を依頼するのが理想的です。
4-2. 補修方法
補修には次の2つの方法があります。
部分補修
ひび割れや一部の剥がれだけの場合は、その部分のみ新しい漆喰で埋める作業が可能です。費用を抑えつつ、劣化の進行を防ぐ効果があります。
漆喰の詰め直し(全面補修)
漆喰全体が劣化している場合は、古い漆喰を撤去し、新しい漆喰を塗り直す作業が必要です。費用はやや高めですが、長期的な安心につながります。
4-3. 補修費用の目安
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部分補修:1〜3万円程度(数箇所)
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全面補修:10〜30万円程度(屋根全体)
※屋根の状態や面積によって費用は変動します。
5. 業者選びのポイント
漆喰の補修は専門的な知識と技術が必要です。以下のポイントを意識して業者を選びましょう。
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実績が豊富な業者を選ぶ
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現地調査と見積もりをしっかり行う業者を選ぶ
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補修内容や費用について詳細に説明してくれる業者を選ぶ
6. まとめ
屋根の漆喰がボロボロになっているのを放置すると、雨漏りや瓦の落下などのリスクが高まります。劣化のサインを見逃さず、早めに補修することで、家の安全を守ることができます。定期的な点検と適切な補修で、大切な住まいを長持ちさせましょう。
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