屋根の縦葺きと横葺きの違いって
2023.12.11 (Mon) 更新
こんにちは皆さん。豊中市で屋根修理、外壁塗装、防水工事をしているホームトップです。今日は屋根の縦葺きと横葺きの違いについてお話しします。これらの違いを理解することで、自分の家に最適な屋根を選ぶ手助けになるとおもいますので最後まで見ていってくださいね!
縦葺きとは?
「縦葺き」は、屋根の頂点から軒先に向かって縦に屋根材を葺いた形状を指します。見た目はストライプ(縦じま)に見えます。縦葺きの主な特徴は、そのまっすぐに伸びた縦のラインの美しさです。シンプルな印象に仕上がるため、シンプルモダン系の住宅との相性が良いのです。
また、機能面では、屋根材同士のつなぎ目が縦方向に伸びており、棟から軒先までの間に障害となるものが無いという特徴があります。雨が降っても屋根の上に溜まらずにスムーズに流れ、雨漏りがしにくくなるため、その特性を活かして緩い勾配の屋根を設計することができます。
横葺きとは?
一方、「横葺き」は、地面に対して屋根材を平行に葺いた屋根の形状のことを言います。見た目はボーダー(横じま)に見えます。横葺きはデザインの種類が豊富で、特にフラットな形状の平葺きは曲線などの複雑な形状にも対応しやすいという特徴があります。
しかし、デメリットとして挙げられるのは、緩い勾配の屋根には施工できない点です。勾配とは、傾きのことです。一般的な横葺きの場合は2.0寸勾配以上でないと施工できないものがほとんどです。もしもそれ以下の勾配の屋根に無理やり横葺きで屋根材を設置すれば、雨水が棟から軒先へスムーズに流れずに逆流し、雨漏りの原因となってしまうので注意。
縦葺きのメリットとデメリット
メリット
- 雨水がスムーズに流れるため、勾配が緩やかな屋根でも施工できます。
- デザインがシンプルで、工期が短く、価格も抑えられることが多いです。
デメリット
- 複雑な地形には施工できない場合があります。
- デザインの種類が少ないです。
横葺きのメリットとデメリット
メリット
- デザインの種類が豊富で、複雑な形状の屋根にも対応しやすいです。
- 断熱材一体型のものがあります。
デメリット
- 雨水が流れにくいため、緩い勾配の屋根には施工できません。一般的には3.0寸(30/100)勾配以上でないと施工できません。
- 工期が長く、価格が高くなることがあるです。
まとめ
縦葺きと横葺きは見た目の違いだけでなく、その性能にも大きな違いがあります。一戸建てを新築する場合や、屋根を葺き替える際には、それぞれの特徴を把握し、家全体のデザインや、お住まいの地域の環境など、様々な要素を考慮した上でじっくりと形状を決めましょうね。
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